日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

広東語で「耳をかむ」

広東語を学習しているひとは、日本には少ないと思います。

 

日本で一般的に中国語というと、北京語を指しますし、

日本で人気の外国語はやはり英語やフランス語になります。

 

香港人の妻をもらって、現在香港に住んでいる私も、香港に来るまでは広東語のカの字も知りませんでした。

 

私の広東語は、生活や仕事のためには問題ありませんが、現地の香港人のレベル、もっと言うと、現地のハイクラスの香港人のレベルにはまだまだ道のりがあると言わなければなりません。

 

どこの国でもハイクラスのひとは語彙のレベルが高いようです。

 

なので、広東語に関しては毎日新しい発見があります。

 

香港もコロナ問題の影響で、最近は自宅で仕事をすることが多く、朝昼晩と家族と一緒にご飯を食べます。

 

その際、食事をするテーブルに「日本語広東語辞典」(東方書店)を置いており、食事をしながら、香港人妻にいくつか質問します。

 

食事中だからでしょうか、毎回嫌な顔をされますが、質問します。

本当は10個以上質問したいところですが、あからさまに嫌な顔をされるので、実際には2、3個にとどめなくてはなりません。

 

ひとつ面白い語句を発見したので、書いておきます。

 

内緒話をする = 咬耳仔(耳をかむ)

 

確かに内緒話をするときは、口を耳に近づけて話すので、客観的には耳をかむように見えるからだということでしょう。

 

やはり異文化はこれだから面白いなぁと思って、妻に「内緒話をするというのは、広東語で耳をかむというのか!」と感心して言うと

 

「だからどうしたの?」と無表情に答えました。

 

この面白さは広東語のネイティブには分からないんでしょう。

 

以上です。