日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

広東語の語彙を増やす具体的な方法とは?

香港人妻と暮らす、広東語歴15年の日本人のわたしです。

 

コロナ問題前ですが、日本から兄夫婦が香港に遊びに来た時に、わたしのことを指して「香港人なみに広東語ぺらぺらだなぁ」と驚いていましたが、香港人と日本人のわたしの間にはまだまだ語彙や表現の差があって、それは毎日の努力によって一歩ずつ埋めていくものなのです。

 

広東語圏外から眺めると同じように話していると錯覚してしまいますが、広東語歴15年のわたしでもまだこの差があると感じます。

 

前回のブログでも書きましたが、この問題を克服するための手っ取り早い方法は、「読書」です。

 

普段、広東語のラジオでニュースを聞いたり、地下鉄の広告などで知らない語彙を見たりすると、すぐ調べたくなるため、わたしはこの作業は苦痛ではないのですが、趣味と語彙の強化のふたつの目的にために、最近以下の本を読んでいます。

 

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著書名:網内人

作者:陳浩基(サイモン チェン)

 

540ページもあるかなり厚めの本ですが、内容はミステリーで面白く読めます。

邦訳「世界を売った男」で島田荘司推理小説賞を受賞し、日本でも知名度があります。

 

語彙の強化目的で本を読むときに、私は次の3点を念頭に置いています。

 

1)話の流れを汲むことを優先し、中断しないようにする

2)分からない単語は印をつけて後で調べる

3)印をつけたついで、今日の日付を書いておく

 

詳しく説明してきます。

 

1)は結局、読書の楽しみは話の筋を追うことにあるので、分からない語彙に突き当たるたびに中断すると読書自体を楽しめなくなるので、これを避けるため

 

2)分からない単語にまずは印をつけるだけにし、そのまま読み進める。分からない単語が5~10個ほど出てきたら、そこで中断して調べる。

 

3)分からない単語に出会った日付をつけておくと、あとで振り返ったときに記憶に残りやすい。

 

語彙を増やすために、好きな映画を見るひともいますが、会話体はどうしても語彙が少ないので、やはりわたしは「読書」をお勧めしたい。

 

以上です。

#広東語