広東語の勉強は、やはり繰り返しこそがもっとも効果的な方法だと確信する
香港人と日本人の間に生まれた自分の娘を育てていて気が付いたことがある。
母親は香港人で、日本語は全く分からないので、娘に日本語を教えるのは、私の担当になっている。
娘は広東語が非常に強く、日本語はまだインプットの量が十分でないためか、自分で知っている単語を組み合わせて積極的に日本語で発言するということはまだない。
それで私が毎日主に食事時に日本語のカードを使って娘と日本語を使って遊んでいるが、子供は覚えた単語もすぐ忘れてしまうのである。
カード遊びを1日休むと、次の日は単語をなかなか思い出せない。
一方、連続3日間毎日カードで遊ぶと、知識として定着するようである。
言語の学習が得意な子供でもこのレベルになる。
こう考えると、私たちのような大人にとっては、より一層毎日の繰り返し学習が大切であることは言うまでもない。
とは言っても繰り返しの作業は、やっていて刺激が少なく、つまらないというひとが多いだろう。
当然私自身も繰り返しの暗記作業はやりたくはない。
そこで私は、散歩しながら広東語の本を読んだり、自宅で寝っ転がって読んだり、なるべく自分に刺激をあたるような環境をつくるようにしている。
一番よくないやり方が、我慢してやり続けることである。
これをやるとモチベーションがさがり、広東語の学習自体を嫌いになってしまう。
また、学習を継続するためには、疲れたらすぐ休憩をとるようにするなど、工夫が必要になる。
以上