日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

「私はこんなひとと結婚してしまった。。。。」を広東語で言うとどうなるか

「私はこんなひとと結婚してしまった。。。。」

 

私は香港在住15年で、カミさんは香港人です。

私も上記の文章をたまに言いたくなることもありますが、これはよしとして、これを広東語で言うとどうなるか?

 

まずは

 

「我同咁様嘅人結咗婚啦」

 

結論から言うと、これではだめです。

この文章は「私はこんなひとと結婚しました」という意味になり、原文の「してしまった」という後悔の意味合いが含まれていません。

正確に言うと、この文章でも状況や発言者の表情のよって後悔の意味合いが含まれることもありますが、この文章だけを見たひとが100%の確率で、後悔の意味をキャッチできるかというと、できないと思います。

これでは意味が正確に相手に伝わりません。

 

ではどうするか?

 

ここで多くの人はこう考えると思います。

 

それでは「~してしまった」というのは広東語では何と言うのか?

 

実は正直、私にもよくわかりません。

本当はあるのかもしれませんが、そんなことは分からなくても問題ありません。

 

私が広東語を話すときに注意していることは、

例えば、原文が1本の日本語の文章であり、それを広東語にしなければならない場合、1本の広東語の文章にする必要は全くない、ということです。

 

最も重要なことは原文の意味、つまり、自分がもともと頭のなかで考えたことを、正確に広東語にして相手に伝えるということです。

 

ですから結論を言えば、原文は日本語1本の文章ですが、これを広東語にした場合、文章が2本になっても、3本になってもよいのです。

 

特に会話のときなどは、全く問題ありません。

 

つまり、「~してしまった」という後悔の意味を別に付け加えればよいのです。

 

ここではじめに戻りますが、

 

「私はこんなひとと結婚してしまった。。。。」

 

これを私が広東語で言うならこう言います。

 

「我同咁様嘅人結咗婚啦。而家眞係後悔」

 

「私はこんなひとと結婚した。今、本当に後悔している」

 

結果として、広東語の文章が2本になっていますが、これで間違いなく相手に伝わります。

また、この文章で使っている単語は簡単なものばかりです。

 

やはり、広東語に限らず、外国語を学習するひとにとっては、このように、原文を分解して、簡単な文章に作り直す発想が一番大切だと思います。

 

この発想方法に慣れてくると、一見難しい文章でも、一瞬でそれをいくつかの簡単な文章に直すことができます。

 

これができると覚えるべき文法や単語も基本的なもので十分間に合うので、負担も少なくなります。

 

ぜひ試してください。

 

以上