オススメ 広東語学習教材の中身
もし今自分が広東語を始めるとしたらどんな教材を使うか、前回書きましたが、中身を見ていきます。
中身は初歩的な語彙は少なめで、中級から上級のものが多いです。
実際に香港人が生活の中で使っているものが中心になっています。
p120
実際に中身を見ないと分かりにくいので、p120を見ると、例えば、「靚女」という語句の意味として
1)きれいなお姉さん
2)大衆食堂のおかゆ
私は香港に10年以上もいて香港人妻もいますが、2)は知りませんでした。
英語で言うとスラングにあたると思います。
正直香港人同士の会話ではこういった語句が頻発してくるので今の私でも100%会話についていけるかどうかはそのとき次第です。
この本で地道に語彙を増やすしか方法はないと思います。
前回もうひとつ紹介した本ですが、
外傭廣東話秘笈
HKD 88
香港で働くメイドさんのために編集された本なので、英語と広東語の表記があり、日本人の学習者にも理解しやすいです。
香港は毎年人口が5万人も増えており、外国からの移民も多く、広東語を外国語として学ぶ香港在住者が多い。そのため、広東語の教材は日本で出版されているものに比べて、バラエティがあり、内容も実践的と言える。
この本の内容は、メイドさんが現場で使う語彙や表現を想定して作られていますが、実際にメイドさんは香港人の一般家庭内で仕事をするので、メイドさん以外のひとにも使える内容になっているので、その点は安心して良いと思う。
香港のメイドさんですが、決して香港の金持ちのみが雇っているわけではなく、平均的な所得水準の家庭やそれ以下の家庭でもメイドさんを雇うことが一般的です。
それは香港では夫婦共働きが普通だからでしょう。
広東語をやろうと思っている方は参考にしてください。
以上