香港連續十年成全球樓價最難負擔城市
香港はこの十年間世界で最もマンションを買いにくい都市である。
中くらいの大きさのマンションで$704万ドル(ほぼ一億円)
中くらいの大きさというのは、2LDKです。
この値段でこの大きさだと、公共交通機関の地下鉄は近くにはないはずです。
一般家庭がこのマンションを買うとすると、
20.8年間 給料を全部ローンの返済にあてなければなりません。
結局、タイトルの意味は、市民の給料に対して、マンションの価格が高くなりすぎているということなのでしょう。
香港と日本のマンション事情の大きな違いは、
マンションを買って30年経過しても、香港ではマンションの価値は基本的には
上がるけれども、日本ではそうではないというところです。
しがたって、香港では、3年ごとにマンションを買い替えて
常に新品のマンションに住むようにしているひとも多くいます。
今でも新しい高層マンションが開発中で、週末に販売を開始し
長蛇の列をなしています。
写真は湾仔という都市部のとあるマンションです。
外見はきれいですが、中はかなり狭いです。
外から見えるベランダは人が一人立てる程度の広さです。
おそらく1LDKでしょう。
それでも
香港人にとってのマンションを買うということは、
日本人が想像している以上に重要なものであり、また強烈な目標でもあります。
一般家庭では、1LDK のマンションに父母、兄妹4人が住んでいるというのは
よくある話です。
想像してみるとかなり狭くプライバシーも保持しにくいですが、
実際の香港の一般庶民の生活はこのようなものなのです。
以上