日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

もし今から私が広東語の学習を始めるとしたらどうするか?(4)

広東語と聞いてまず思い浮かべるのは、「発音が難しい」「9つの声調がある」といったことだと思います。

 

これが広東語が敬遠される原因のひとつではないかと私は思いますが、はっきりと言って、広東語の発音はそこまで恐れるべきものではありません。

例えば、私は香港在住15年で、生活面でも仕事面でも広東語を使っていますが、

いまだに発音ができない字はたくさんあります。

 

日本人の耳にとっては、本当に些細な違いにしか聴こえないのに、香港人にとっては当然まったくの異なる字になってしまう。

 

私はその点は割り切っていて、何回聴いても分からないものは、会話中にできるだけ使わないようにする、ということにしています。

 

発音が難しい単語が出てきた場合はほぼ同じ意味の単語で、発音が比較的簡単なものを探して覚えるようにしています。

 

つまり、表題の4つ目は、

 

発音が難しい単語は後回しにして、簡単なものから覚える、になります。

 

私の経験から言うと、広東語は「発音が9つもあり難しい」という理由で、広東語の学習を避けてしまうことは、非常にもったいないと思います。

 

一方で、広東語で書かれた文章は、漢字を知る我々日本人にとっては、難しいことはありません。分からない単語が出てきたときに、調べ、ひとつひとつ覚えていけば上達する時間はそれほどかかりません。

 

以上