2047年 香港返還に備えて、普通語を改めて勉強しようと思う。
今2020年で、香港が中国に返還されるまでに、まだ20年以上もあるが、
日に日に、香港での中国の影響力が増してきているので、普通語を勉強しようと思った。
私は、20代後半から香港で生活をしており、日本語が全く話せない香港人妻がいます。
生活や仕事では全く問題ないほどの広東語力ですが、普通語となると
最近は全く使っていなかったので、かなり錆びついています。
そこで、時間をかけずに、できるだけ楽に学習する方法をと、いろいろと考えてみたところ、「漢詩」を使ってみることしました。
「漢詩」は高校3年のときに、国語の時間にほんの少し勉強した程度で、それ以降は
完全に触れる機会はありませんでしたが、
数日前、「商務印書館」という書店の児童書コーナーに立ち寄ったところ、
子供用に編集された「唸唐詩」という本を見つけました。
この本は唐詩にピンインがつけられており、詩の内容については、繁体字の中国語
ですが、解説がついています。
その他、CDが付いていますが、正直これについては、子供用の音楽と一緒に
普通語の発音で歌として歌われており、私の好みには全く合いませんでした。
なので、自分で発音したものをスマホに録音して、普段、車を運転するときに聞いています。毎日同じルートを通るのならば、運転時に外国語を学習するのは時間の有効活用
になると思います。
漢詩自体については、やはりそれなにり年を取って社会経験を積んだせいでしょうか
素朴な内容でも、よく理解できるようになったようです。
またおススメは、有料ですが「漢辞海」という漢字辞典アプリをダウンロードして
おくと、漢詩のなかで分からない字があった場合、これでサクッと調べると
ほど95%は載っているので、内容の理解に大いに助かります。
やはり外国語を学習する際のテキストは、自分がもっとも興味を持つものを選ぶ
必要があるというのは鉄則です。
漢詩を勉強して、これを会話にすぐ応用するというわけではありませんが、
私の実体験としては、漢詩をどんどん読んでいくことで、その他の白文の文章も
以前よりも早く正確に読めるようになっているということです。
漢詩も白文も同じ中国語ですから、脳内の中国語の部分を刺激しているのだと思います。
「唸唐詩」のような中国本場のテキストは、香港ではどこでも入手できますが、
実は日本のアマゾンでも検索すると出てきます。
先ほど紹介した「唸唐詩」という本は、詩が全部で40個ほどしかないので、
私はついでに「唐詩三百首」という本も買いました。
三百首というのは多すぎるように思いますが、全部を読み切るわけではないので
よしとしました。
外国語はあくまで内容を理解するためのツールですが、そこに文化の香りを添えると
学習が面白くなってきます。
外国語の学習で挫折しない人は、この方法をうまく利用している人ではないでしょうか。
以上です。