日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

この広東語は、無理やり漢字を当てはめていないか?

香港の街角で見かける看板のなかに、

「ぇっ、なんだこれは?!」というものに出くわすことがある。

 

たとえば

 

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「早鳥出閘 車費65折」

 

なんの予備知識もなければ、そのまま

「早鳥(はやどり)がゲートを出ると、車の費用が65折る?」

 

何とことかさっぱりわからずイライラしますが、

ここの「早鳥」は英語のearly bird のことを漢字に直訳しているのです。

 

early bird : a person who gets up or arrives early

ここでは朝の早い時間帯に目的地に着いた人

 

「出閘」は、地下鉄の改札を出る、という意味。

 

「車費」は、地下鉄の運賃。

 

「65折」は35% 値下げ。

 

つまり、全部をまとめると、

「朝早く地下鉄で目的地に着くと、運賃が35%安くなります」

という意味になる。

 

やはり、香港は元イギリスの植民地だったこともあり、

英語の影響がそこかしこに残っているのだろう。

 

こういうことを普段気が付いたときに調べるのは本当に楽しいことです。

 

ちなみに、夕食のとき、香港人のカミさんに聞いてみた。

 

「early brid を広東語で「早鳥」と表記するのは、あなたが子供の時からありましたか?」

 

「以前は見かけませんでした。この当て字はここ2,3年で使われるようになりました」

 

こういう無理やり広東語に訳した文字を発見して楽しむのも、広東語を勉強する

メリットだと思います。

 

以上