日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

香港は本当に文化砂漠か?

邱永漢氏の著書

「青春の香港 青春の台湾」に下記の記述があります。

 

邱永漢氏は若い頃に政治的理由で香港に亡命し、そこで香港人の奥様と出会い、結婚後、日本に移住し直木賞作家となられた方ですが、

 

香港人の配偶者持ったこと、香港で事業をしていたこと、家では奥様とは広東語で話しをすることなどの理由から、僭越ながら、勝手に親近感を持っていました。

 

邱永漢氏が香港に在住していた当時と、現在と単純に比較することは出来ませんが、

私は香港にはそれなりに興味深い文化があると思っており、また私は普段の生活でも楽しんでいます。

 

例えば、以前にも紹介したことのある、亦舒の小説またはエッセイ。

分かりやすい表現をしているので、好きなひとにはおススメです。

広東語の原書を読もうとするひとはここから入るのが良いかもしれません。

 

また、金庸の武侠小説もまた面白いです。

金庸氏は最近亡くなられましたが、最近中編小説を読んでみて、話の展開がスピーディーで魅了されました。

 

さらに最近日本でも翻訳本が売られるようになった作家 陳浩基の推理小説もあります。

 

個人的には文化というと読書になってしまいますが、香港での面白い話を集めた本や、中国の歴史上の作家について書いた本などが様々あり、私にとっては読む時間が足りないくらいです。

 

このような本の中から、自分にあったものをひとつ選び、それを読んでいくことで、広東語学習のモチベーションを維持することができると思います。

 

以上