日本人の私が広東語を勉強するメリット

日本人がいかに独学 低コストで広東語を身につけるか

広東語で日本史を読んでみる

香港人妻と暮らす、広東語歴15年の日本人のわたしです。

 

 

香港で広東語にどっぷりつかって生活していると、日本語が無性に恋しくなることがあります。逆説的ですが、広東語を学習していくにつれて、一方で、日本に住んでいたら読まなかったと思われる種類の本をよく読みます。

 

例えば、日本史の本。

もともと私はそこまで日本史は好きではありませんが、香港に長く住んでいると、日本に対する興味が湧いてきて、つい下記のような本を手に取ってしまいます。

 

中英日對譯 漫畫圖解 日本史

中西康裕監修

HKD 83

 

内容は英語、日本語、中国語の順に記載されています。

 

f:id:Kei245:20200824050617j:plain


もともと台湾で出版された本なので、純粋な広東語による表記ではなく、台湾の中国語による表記になっていますが、広東語として読む分には全く問題ありません。

 

日本史といっても 縄文時代から戦後までざぁっと流しているので、予備知識で十分読めます。

 

 

44 豊臣秀吉の全国統一

織田信長の天下統一事業を受け継いだのが、豊臣秀吉です。秀吉は、本能寺の変が起こったとき、中国地方に出陣中でした。しかし、京都へ引き返し、明智光秀を討ちました。その後信長の有力な家臣であった柴田勝家を破りました。その後秀吉は、信長の後継者の地位につきました。

 

44 豐臣秀吉統一全國

豐臣秀吉繼承了織田信長的天下統一大業。秀吉在本能寺之變發生時、正在中國地方出征。不過他折回京都、討伐了明智光秀。之後打敗了信長的家臣柴田勝家。之後秀吉爬上信長的繼承人的地位。

 

 

上記のように中国語と日本語を読み比べながら、例えば、「受け継ぐ」というのは「繼承」というのか、のように語彙を増やしながら読んでいくとためになります。

 

以上

#広東語